子どもと医療

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子どもと医療について

子どもの医療はむずかしい?

子どもはたくさん病気をします。親はどこを見ていいかわからないですし、赤ちゃんは痛いもつらいも言いません。子どもの医療は難しいと感じてしまうことと思います。けれども医療を知ることはとても大切なこと。少しずつ少しずつ子供の成長にあわせて親も成長していけたらいいですね。
まず、覚えておきたいことは「いつもを知る」ということ。「食う寝る遊ぶ出す」ならば、親も見ることができると思います。

もちろん子どもの医療のことで知っていたほうがよいことがたくさんあることは間違いありません。けれども一度にすべてを知る必要があるわけではなく、少しずつ少しずつ親として成長していくことが大切です。

急がなければいけないとき

最初に知るべきことは、子どもが病気のときに、「急がなければいけないとき」があるということ。
そのあとは情報を取り入れながら、ゆっくり子どもが10年20年かけて成長していくように親もゆっくり成長していくことが大切だと思います。

どこを見て、どんなときは急がなければいけないか。どんなときは急がなくても大丈夫か。
難しいものなら世の中にたくさんあるでしょう。
全身状態、呼吸困難に喘鳴・・・そのような医師による聞きなれない説明を聴いても、正直よくわからず、自分にできることは何もないと感じる保護者も多いことと思います。

親と医師でまとめた
「いつもを知る」ということ

このサイトは、これまで小児科医による講座を100回以上受けてきて、「これだけは親として知っていたほうがよい」ということを医師による監修を受けながら、親の手でまとめたものです。

親が「いつもを知る」ということがどれだけ大切か、親の言う「いつもと違う」をきっかけにしてわかることも多いこと、また「食う寝る遊ぶ出す」ならば、親も見ることができると思います。
医療者にお任せ、ではなく、自分達が参画することで守れるものもある、と知ってほしい、そのような思いで制作をしました。

わかりやすく、簡単に、多くの人に知ってほしいと思います。
それが子どもの命を守ることに繋がることだからです。

知ることで、子どもも親も医療者もハッピーになる。
知ることで、子ども達も、また医療も守られる。
家で我慢してもらうために、やっていることではありません。
急がなければいけないときを知って、急ぐときはすぐに迷わずに行けるようにまとめました。

また、ちょっとしたすれ違いから悲しい思いをする人が患者側にも医療者側にもいます。患者側のちょっとした準備で、医療者側のちょっとした心がけで、そのすれ違いが少しでも減るようにと思っています。医療はくらしと命にかかわることですから・・・。

子どもと医療の発行物

本の紹介

WEBで紹介したもの以外に本では「親にできること」や「医療や医療者との付き合い方」など、詳しく取り上げています。(ほかにもコラムもたくさん掲載)
ぜひ、子どもの周りにいる方に一度お読みいただきたい内容です。
お子さんのいる方、お子さんにかかわる仕事をされている方へ。

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お薬手帳の紹介

子どもがよくかかるおもな症状のケアのポイントや親が実際に使いながら何度も改訂し、熱型表も入っています。
熱型表の書き方見本もついて、病院にかかるときに持参すると、これまでとはひと味違う診察が受けられるようになります。

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伝える人へ

子どもの医療を伝える方に向けて、日本小児科医会 家庭看護力醸成チーム監修の資料が掲載されています。ぜひ参考にしてください。
#8000・家庭看護力醸成|公益社団法人 日本小児科医会 (jpa-web.org)(準備中)

これまで医療のかかり方を伝える活動をする中で、注意を払うことで伝わりやすさが変わる点などをまとめました。 ぜひ参考にしてください。

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