子どもと医療

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基本的な考え方“いつも”を知る。

わが子のいつも・
私のいつも・あなたのいつも 熱の高さ = 状態の悪さではありません。
まず、見極めたいのは「食べる、寝る、遊ぶ、出す」がいつも通りにできているか。

具合が悪い? と感じたら 観察する

食べる

いつも通りにごはんを食べたり、赤ちゃんはおっぱいやミルクを飲んでますか。

寝る

夜や昼寝の時間に、いつもと同じように眠れていますか。苦しくて眠れないといった様子はないですか。

遊ぶ

いつもと同じように遊べていますか。機嫌が良く、活気はありますか。いつものおもちゃに興味を持てますか。

出す

うんちやおしっこの回数、量、様子はいつもと変わりないですか。おしっこが長時間でないようなことはないですか。

医師に症状を伝えるために 記録する

病院に行く前に、メモや写真、動画など、症状を記録したものが役立ちます。

グラフ・メモで記録する

熱の高さは医師が見やすいよう、折れ線グラフに表しましょう。鼻水やせき、嘔吐、便、発疹などのいつもと異なる症状やあらかじめ質問したいことは、箇条書きでメモを。既往症についても触れておくと良いでしょう。

写真・動画で記録する

せきなどは動画で撮影すると、様子がわかりやすくなります。
発疹や便(オムツ)などは、写真に撮っておきましょう。
お薬手帳に記録することもGOOD! 熱型表のアプリやLINEスタンプも便利です。

適切な診断を受けるために 伝達する

全身状態

食べる、寝る、遊ぶ、出す、の様子がいつもと比べてどうかを伝えましょう。

発熱、その他の症状

グラフやメモなどを見せながら、いつから、どのように変化しているかを伝えましょう。

うんちや皮膚の様子

いつから、どのように変化しているかを伝えましょう。動画、写真などを見せながらだとわかりやすいです。

流行状況

保育園や幼稚園(学校や地域)の流行状況も大切な情報です。わかってる場合は伝えましょう。

心配なこと

何が心配で病院へ来たのか、また薬や治療についての希望がある場合は、できるだけ正直に伝えましょう。

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